ツル アジサイ。 樹木シリーズ106 ツルアジサイ、イワガラミ

イワガラミ(岩絡み)

ツル アジサイ

【イワガラミとは】 ・北海道から九州まで日本全国に見られるユキノシタ科のツル性植物。 枝から気根を生じ、文字通り、大きな岩や木に絡まりながら育つ。 近年では壁面緑化に使われることもある。 ・葉はツルから対になって生じ、卵形で縁に荒いギザギザがある。 ・5~7月になるとに似た白い花を咲かせる。 本当の花は中心部に見える五弁の小さな花で、遠目から花びらに見える部分はアジサイと同様、装飾花と呼ばれるもの。 これは花が枯れた後も落ちずに残る。 野生の花の萼は白いが、栽培品ではピンク色になるものもある。 ・ツル性であるため、いわゆるガーデニングでは立体的に演出したい場所に使われる。 【育て方のポイント】 ・丈夫な性質を持ち、放置しても育つ。 ただし、乾燥と暑さを嫌うため、湿気があり、かつ、水はけの良い場所が望ましい。 ・壁面緑化や緑のカーテンに使う場合、植え付け直後は支柱などで支える必要がある。 ・挿し木や取り木で簡単に増やすことができる。 【イワガラミに似ている木】 ・ツルアジサイ イワガラミの萼片は1枚だが、ツルアジサイは4枚。 また、ツルアジサイの葉には、より細かな鋸歯がある。

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ツルアジサイ

ツル アジサイ

一般的特徴 [ ] つる植物には、(草本性つる植物 vine )と(木本性つる植物 liana )があり、木本になるつる植物のことを 藤本という場合もある。 木本性つる植物は巻き付く、貼り付くなどして周囲の樹木等(ホスト)に取り付き、その樹木に自重支持を依存しながら成長する。 樹木では自重を支えながら高く成長するため茎肥大に大きな資源投資を必要とするのに対し、つる植物の成長様式はその分の資源を茎伸長と葉量増加へと振り分け、よって資源を効率良く用いて生育空間と光合成生産を拡大する戦略である。 この戦略は、光競争の激しい環境で優占する上で、あるいは生産性の低い林内環境で成長を維持する上で大きな利点となる一方で、常にホストを獲得する必要があり、ホストが枯死した時に巻き添えを受ける等の制約を受ける。 長期的には必ずしも効率の良い個体成長を可能にするわけではなく、さらに地面まで完全に落下するリスクも内包する不安定な成長様式とも言える。 つる植物による宿主植物の探索には、葉が小さく長い茎を持つ特殊化したシュート(探索枝)を伸ばして、周囲の空間にある枝を探る。 宿主となる植物の枝にたどり着くと、この探索用のシュートから光合成に有利なたくさんの葉を付けた短い枝を発達させ、新たに獲得した宿主植物の樹冠へ進出するための足掛かりにするのである。 つる植物の材の特徴として、引っ張りに強いことが挙げられる。 一般の樹木のように直立するわけではないから左右に曲がってもかまわないが、長さの割には細い茎で、高い枝で体を支えながらそれ以下の部分を引っ張らなければならない。 そのため、材には細長い縦方向の繊維が多い。 また、材の主要な構成要素はであり、茎が細いことは水をくみ上げる点では不利である。 そのため、つる植物の茎では道管が太い例が多い。 木本性つる植物の影響は樹木個体にとどまらず、倒木などによって生じるギャップ内において、樹木の成長を抑制することによって森林全体の炭素蓄積量を減少させることや、樹木に比べて幹が細い木本性つる植物は、幹の大きさに対する蒸散量が樹木よりも多いことから森林の水循環に貢献しているなど、森林動態にまで影響することが示唆されている。 の巻きひげ 巻き付くために特に分化した紐状の構造。 それを他のものに巻き付けることで植物体を固定する。 巻き鬚は単独のものも、枝分かれしたものもある。 では巻き鬚は葉の先端にあり、葉の一部が変化したものと考えられる。 では、葉先が伸びて巻き鬚の機能をもつようになっている。 は、葉先からツルが伸び、先端に捕虫のうを持つが、このつるが巻き鬚の働きもかねている。 類の巻き鬚は葉の基部から出て、葉と対生する。 類では、たく葉の先端が伸びて巻き鬚になっている。 巻きひげは、何かに触れるとその先端で巻きつくと同時に、より基部に近い位置で螺旋状にねじれを生じて、植物体を引き寄せる。 螺旋状になった巻きひげは、ばねのように働いて緩やかに植物体を固定する役割を果たす。 つる植物の巻きひげは、自己識別能力(自株と同種の他株を見分ける能力)と同種識別能力(同種と他種を見分ける能力)を持つことが明らかになっている。 ちなみに、この螺旋をよく見ると、途中で向きが反転している。 ひっぱられた場合も、この形であれば、ねじれてちぎれることが少ない。 特になし [ ] 固定のための特別な器官を分化しない種もある。 やなどは若い茎が他物に巻き付くことができる。 やでは、葉柄が他のものに巻き付くことができる。 性質 [ ] のように、巻き付くつるの先端は、巻き付くものを求めて振り子のように運動し、何かに触れるとそれに巻き付く、屈触性を示すことが知られている。 樹冠まで伸び上がるつる植物の場合、樹上の日当たりのよい場所で花を咲かせるものがある。 このような種では、森林の地上で生育している時と、樹冠で葉を茂らせる時とで、その葉が大きく変わるものがある。 や、などがその例であるが、多くの場合、後者はより大きく、のっぺりとしたものになっている。 つる植物は、支えとする植物より高くはなれないのが筋であり、その上を高い木が覆うのを止められない。 しかし、自分より高くなるものを邪魔するものもある。 は二次林などの上を覆うことがある。 その場合、樹木の若い枝にクズのつるが絡み付き、若枝をねじ曲げてしまう場合がある。 そのため樹木はクズを越えて成長することができず、場合によっては枯死する。 近年、人工林ではつる植物による枯死被害が問題化している。 森林の中で木が倒れたりしてすきま(ギャップ)が生じると、成長の早いつる植物がそこを覆うことがある。 森林外縁にも、つる植物が覆いのような群落を作ることがある。 これをと言う。 また、つる植物と同じような姿で、地表をはうものがある。 これはつる植物とは言えないが、素早く広がれる性質を地表で応用したものとも言える。 中には、のように、つる植物が地表へ進出したと見えるものもある。 なお、根を張って木に登る種にも、テイカカズラのように、幼時に地表をはうことがあるものがある。 利用 [ ] 代表的つる植物である• :(熱帯域ではつる状になり10mを越える)• のうち以外(従来のに相当)• :・・• :・・• :(フユヅタ、、アイビー)• :・・・・・・・・・• :・・・・・• :・・・• :・・・・• :・・・(クレマチス)・• :(ペトレア)• :・・• :・・• :・・(ワイヤープランツ)・• :・・• :・・・• :・・・• :・・・・• :・・・・・・・・・・・・・・・• :・・• :・・• :・・・• ・・ 関連項目 [ ]• 出典 [ ] []• 森英樹「木本性つる植物フジの空間分布特性とクローン繁殖戦略」『森林遺伝育種』第8巻第3号、森林遺伝育種学会、2019年、 131-137頁、 :。 金田初代『大きな写真でよくわかる! 花と木の名前事典』2014年、307頁• 山尾僚,深野裕也 2019 , , 一般社団法人 日本生態学会, : , 2020年5月11日閲覧。 鈴木和次郎 1989 , , 日本森林学会, : , 2020年5月11日閲覧。 www. ffpri. affrc. 2020年5月11日閲覧。 参考文献 [ ].

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ツルアジサイの育て方

ツル アジサイ

はっ! とするほどきれいです ツルアジサイは北海道から九州まで自生している、 生育がとても良いツル性のアジサイです。 気根を伸ばして木や建物に這い上がっていきます。 美しい白い花を咲かせ、繁殖力も旺盛なので、 味気のない壁やフェンスを覆うのに最適な植物です。 ツルアジサイの育て方は、比較的やさしいです。 日陰でもよく育ちますが、日当たりが良すぎると、 葉が日焼けを起こしてしまいます。 適応力があり、寒さや暑さには強い植物です。 ・水やり 植え付け後は、根が張るまでは、 水やりを欠かさないようにしましょう。 葉やつるが伸びてきたら、根付いた証拠です。 地植えで育てる場合は、根付いた後は水やりは必要ありません。 真夏の乾燥した時期に葉がしおれてしまうようであれば水を与えます。 鉢植えで育てる場合は、土の状態をよく観察しておき、 土が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。 別名ゴトウヅルとも呼ばれ、イワガラミとも似ています ・肥料 12月の中旬から2月の中旬までの間に寒肥を与えます。 ゆっくりと長く効く有機肥料を株もとに施します。 発酵油かすの固形肥料や、 油かすと骨粉を7:3の割合で混ぜたものが良いでしょう。 ツルアジサイの花は6月~7月に咲きます。 花が咲き終わったら花後のお礼肥を与えます。 この肥料は翌年に咲く花の花芽を作るための肥料です。 効き目の早い化成肥料を株もとに与えましょう。 剪定をすると、枝分かれし、 狭いスペースを密に覆うことができます。 壁面やフェンスのカバーにしたり、 ガレージの支柱や屋根を覆うこともできます。 アーチに絡めてトンネルのように仕立てても素敵ですね。 カバーしたい場所に誘引していくときれいに仕立てることができます。 ツルアジサイの花芽は秋から冬にかけてできます。 剪定は、花が咲き終わった後の初夏の間に行います。 全体の半分くらいを切り戻すとよいでしょう。 剪定を行うと、翌年たくさんの花を、 美しくたくさん咲かせることができます。 花は6月~7月ころに咲きます ・増やし方 6~7月に挿し木で、増やせます。

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