アナキン スカイ ウォーカー 父親。 スターウォーズ アナキンの父親は誰?家系図や母シミの子宮に子を宿した人物を調査!

スターウォーズ9でアナキンの役割は?父親やダースベーダーになった理由もご紹介!

アナキン スカイ ウォーカー 父親

こうした若者に共感を与える場面が多いこともあって、天賦の才能を持って生まれた父親のアナキンよりも親身に感じ、今でもルークに対して尊敬と憧れの念を抱いている人は多いことだろう。 加えて、彼の成長過程を間近で見てきた我々鑑賞者は、彼の歩んできた過酷な運命の証言者でもある。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) しかし、これはあくまで我々鑑賞者側の視点だ。 この遠い遥か彼方の銀河に住む人、またはその時ルークと同じ惑星にいて、同じ戦場で戦った1人の兵士からすると、果たして彼はどのような人物なのだろうか? 今回は1人の銀河の兵士、市民の目から「伝説のジェダイマスター ルーク・スカイウォーカー」を見てきたいと思う。 最初に断っておくが、僕もルークが好きだ。 『最後のジェダイ』の年老いて悟りを開いたルークが特に大好きだ。 ただの社会不適合者? 『エピソード4 新たなる希望』で初登場した彼は、砂漠の惑星タトゥイーンで水分抽出農場を営むラーズ夫婦の養子として育てられ、パイロットへの強いあこがれから帝国の士官学校に行きたいとせがんでいた。 一方で、彼の同世代との交流はどのようなものだったのかと言うと、ワーミー(芋虫)と呼ばれるほどのいじられっ子だった(ブルーレイ版特典のカットシーンで判明。 字幕では表記されないので注意深くヒアリングしてほしい)。 ここで少し話が脱線してしまうが、『スター・ウォーズ』は『エピソード1』から『エピソード6』の全編に渡って、ジョージ・ルーカスの生涯を反映し、壮大なスペースオペラに変換した作品であるのはファンにとっては周知の事実。 ルーク(Luke)は、ルーカス(Lucas)から来ており、ルークの序盤の体験はルーカスの若い頃の体験が反映されている。 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) ルーカスはカリフォルニア州のモデストにある文房具店を営む裕福な夫婦の間に生まれた。 ルーカスの他の兄弟は女性ばかりで、一人息子だったルーカスは大切に育てられ、将来は文房具店を継げるように店の手伝いもしていたそうだが、成長していくに従って自分の進みたい道を志すようになり、自身の将来を無言の圧力で強要する父の存在や、境遇を疎ましく感じていたようだった(参考文献:文藝春秋 ジョージ・ルーカス展)。 こうした少年期の思いがルークやアナキンの生い立ちに込められており、閉塞した環境の中で大きな宇宙に飛び立ちたいというルークが、オーウェンに思いをぶつけている光景がまさにそうだったに違いない。 ストームトルーパーに焼き殺されたラーズ夫婦を目にしたルークは、幸か不幸か、大宇宙に飛び立つきっかけを得て、オビ=ワンにフォースの師事を乞う。 そこから先はみなさんがご存知のように、全銀河を恐怖に陥れかけたデス・スターの破壊に成功。 このことは誰もが認める戦果であり、エンディングではヤヴィンの基地でレイアから勲章のメダルが授与されている。 ここで、めでたしめでたしとして次のエピソードに行ってみたいが、少し巻き戻して今回の目的である「第三者の目線」からデス・スター攻防戦を振り返っていきたい。 問題の箇所は、排熱孔にミサイル(プロトン魚雷)を打ち込む直前のシーンだ。 X-ウィングの自動照準装置を確認していている最中に突如、ルークの心にオビ=ワンの声が聞こえ、あろうことかアドバイス通りに照準装置を外してしまう。 この様子をモニターしていた上官の心配をよそに、「大丈夫 やれるさ」という言葉で振り切って結果的に排熱孔に打ち込むことに成功したが、傍から見ると、とんでもなく無謀な奴だとしか思われかねない。 ましてや根拠のない回答で銀河の命運を左右する作戦を遂行するなんて、デス・スターの溝に行くまでに戦力を削がれた状態の反乱軍からするとたまったものではない。 なぜ社会のルール(軍規)に従うことができないのか、と理解されないのが筋だろう。 さらにルークが「オビ=ワンの声が聞こえたんだ」とか言ってしまうと、一気に「おかしい人」の烙印を押されかねない。 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) 一応、彼の名誉のために反乱軍入隊からブリーフィングのシーンまで見直してみたが、彼が「ジェダイ」であると紹介されているシーンはなく、それを匂わせるセリフも見当たらない。 ただの辺境惑星からやってきた新人パイロットという扱いだ。 もしかしたら、『エピソード4』で最も人間的でかつ世間的な常識者は、恐れ多くも会議中にダース・ベイダーに対し、フォースという見えない力に懐疑的な声を上げたモッティ提督かもしれない。 集合場所に行く前に寄り道しちゃう、クラスに1人はいる問題児? 他にもルークの社会性のなさは、他のシーンでも見受けられる。 『エピソード5 帝国の逆襲』では、冒頭のホスの戦いではルークのあらゆる活躍シーンが見られるが、問題はこの後。 帝国軍の猛攻から逃れるために、輸送船から先にホスから脱出させ、残りの飛行部隊やミレニアム・ファルコンが後を追うように脱出を図るシーンでは、ルークは直前に戦友のウェッジから「合流座標で会おう」と声をかけられ、X-ウィングでホスを後にしている。 その後、あろうことか急にオートパイロットを切って、前日に寒さで朦朧としている中で見た霊体のオビ=ワンの「ダゴバに行け」という言葉の通りに、単身ダゴバに向かってしまう。 ここで、社会生活を送る読者が社会的な立場を踏まえてこの流れを見たら、どう思うだろうか。 社会人に限らず学生でも言えることだが、ルークのやってしまった行為は「集合場所に迅速に向かわず、単独行動を取ってしまった」という社会性の欠落を指摘される最たる例となってしまう。 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980) しかも、身一つで行くならまだ許されるが、切羽詰まった反乱軍の貴重な軍用機を1台持ち去っているのだから、軍規違反なんて生易しいものじゃない。 なにか別の罰則が与えられても不思議ではない。 もしかしたら、目標座標に迅速に集合して一網打尽にされることを恐れて、敵の目をくらませるための「自由時間」を設けるような作戦があったかもしれない。 しかし、R2-D2との会話で、「いいんだコースを変更する。 合流はしない」と言っているため、そんな作戦はないようなので、問い詰められたら言い逃れはできない。 本来の職務を超えたX-ウィングの私用であり、言い方を変えれば立派な泥棒である。 加えて、朦朧とした中でオビ=ワンの声を聞いてダゴバに行く。 という部分が笑いのツボだ。 ひねくれた見方をすると、オビ=ワンの声が聞こえたこと自体、怪しくなってくる。 どうせなら基地に戻った後など、ルークの意識がはっきりしている時に出てきてほしいものだ。 ここで「ハンとレイアは?」という声が聞こえてきそうなのでお答えすると、彼らはむしろ真っ直ぐに合流地点に向かおうとしたが、運悪く帝国軍のスター・デストロイヤーに追われる身となってしまい、ハイパードライブを直すために四苦八苦してクラウド・シティに立ち寄ることとなる。 ルークとは状況も理由も違う。 この物語の最後でルークは、ヨーダの静止を振り切ってレイアとハンの救出に向かうが、本気を出したベイダーにあえなく惨敗。 結果として右手首から先を失ってしまうが、事情を知らない反乱軍の兵士たちからすると「俺たちより早くホスを後にしているのに遅れてきているし、右手がなくなっているぞ!? 」と驚いたことだろう。 人間的にもジェダイとしても成長した立派なルークを待ち受けた人生最大の悲劇は、「証言者がいないこと」 『エピソー6 ジェダイの帰還』では、自身の運命と境遇を受け入れ、ジェダイとしてだけでなく人間としても成長し、終始落ち着き払って英雄の風格を見せている。 中盤でルークは、レイアに自分たちが兄妹の関係であると告白した後、父親との対決をするために単身でデス・スターに乗り込むと話して、エンドアを後にする。 少しは社会人として上司(レイア)に報告ができた分だけ成長が感じられる。 そして、最後には父親と共に悪の枢軸を倒し、間一髪で爆発する新型デス・スターから脱出できたわけだが、周りの人からすると不可解な点が一つある。 この戦いでの反乱軍の作戦は、「新型デス・スターのスーパーレーザー砲の完成前に、皇帝が視察で訪れる」という好タイミングを逃すことなく、デス・スターそのものを破壊して、みんなまとめてみんなぶっ壊してしまおうぜという内容だ。 一方の帝国軍は、あえて新型デス・スターの設計図を漏らして、総力を上げてかかってくるであろう反乱軍を待ち伏せして、一網打尽にしちまおうという思惑がある。 悪の手先に堕ちた父親が、息子との激しいライトセイバーバトルを繰り広げた末に改心して、親子で皇帝を倒すという胸熱なドラマに目が行きがちだけど、大局的に見たら新型デス・スターを破壊するか、反乱軍を壊滅させるかという戦いであり、そもそも「皇帝の謁見室での出来事を知る人物が誰もいない」という点が肝要だ。 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983) 戦い当日の反乱軍兵士たちからすると、急にルークがいなくなったようなもので、本来の目的である「新型デス・スターと皇帝をまとめて破壊したのは誰か?」という問いを出したら、エンドアから発せられているシールドを破壊したのはハン・ソロとレイア、チューバッカの3人。 新型デス・スターのコアを破壊したのは、X-ウィングを操縦していたウェッジとミレニアム・ファルコンを操縦していたナイン・ナンとランドの3人でこの6人が真の英雄だと現場にいた多くの兵士が認知するだろう。 ルークが「僕がダース・ベイダーを討って、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーと共に皇帝を倒したんだ!」といくら話したとしても、この銀河では誰もその光景を見ていないので、証明のしようがない。 むしろ反乱軍からすると、「上司の言うことは聞かない。 急にX-ウィングを持って離脱する。 挙げ句、作戦から急にいなくなったかと思ったら終わり際に笑顔で帰ってきたあいつ」くらいにしか思われていないかもしれない。 これは少しひねくれた見方だが、ルークからすれば「せっかく頑張ったのに誰も信じてくれない」という気持ちになるかもしれない。 そう考えると『エピソード8』で少しひねくれてしまうのも頷けてしまう。 幸いなことにレイアやハン・ソロが良い口添えをしたのだろう。 『エピソード7』や『エピソード8』では伝説のジェダイとして、尊敬の念を一身に背負っている。 ……いや待てよ、『エピソード8』でも海中に沈んでいるX-ウィングがあったじゃないか! ルークが自腹で買っている私物なら分かるが、そんなことはないだろうから相変わらず社会性は少し欠落しているのかもしれない。 こんなところにX-ウィングが……。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) それでもやっぱり最後は「伝説のジェダイ」。 たった一度の過ちで、銀河を再び混乱の渦に陥れるきっかけを作ってしまい、自責の念から誰にも知られることのない離れた惑星で隠遁生活をおくることに。 その様はオビ=ワンの真似をしているようで、憧れからそんなことをしているのかと思いきや、ダース・ベイダーを生み出した人物として名前を挙げずに憎々しく彼を誹る場面もあって、いちファンとして歯がゆい思いをしたものだ。 だけど一度は銀河の命運を変えた人物。 レイから「英雄ルーク・スカイウォーカー」の魂を呼び起こされ、ヨーダから「師の在り方」を教えられて再び銀河のために立ち上がる。 幻影ではあるけれど、カイロ・レンの前に姿を表して、新共和国軍の逃げる時間を命をかけて稼いで、反乱の火花を大きくするきっかけを作り、次の世代に希望を繋ぐ役割を担った彼の姿に多くの人は涙したことだろう。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) 『エピソード9』のキャスト発表を見る限りでは、ルークが再び霊体として登場することが予想されるが、果たして彼はレイにどのようなアドバイスをもたらすのか。 はたまたどのような新事実を口にするのかと考えるだけでワクワクしてくる。 ルークに限らず現世を去った英霊が迷える者の前に現れて助言を施し、叱責し、時には生ける者のために危機に立ち向かう。 このような不思議な事象が『スター・ウォーズ』がいまだに世界中で熱狂的な支持を得ている理由のひとつかもしれない。 彼はこの生涯において、何度も社会規範からずれた行動を取ることもあったけど、「英雄」というのはそんな細かいことを気にしないで、命をかけるようなことを躊躇なく行動に移し、結果として良い方向に繋げられるから「英雄」として崇められるわけですよ。 だから、なんだかんだ言ってもルーク・スカイウォーカーは「英雄」なんですよ。

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アナキンの父親は誰?ダース・プレイガス説やダース・シディアス説・存在しない説を比較

アナキン スカイ ウォーカー 父親

Anakin Skywalker 別名または別表記 別名 Darth Vader 人物に関する情報 出身地 誕生 7BrS:4 死亡 39 、、上空 身体に関する情報 種族 性別 男性 身長• 85 m(成人)• 02 m(着用時) 髪の色 茶色 目の色 青色、黄色と赤色() 移植物• (アナキンのとき)• 、(ダース・ヴェイダーのとき) 年代および政治に関する情報 時代• (アナキンのとき)• (アナキンのとき)• (ヴェイダーのとき)• (ヴェイダーのとき) 師匠• (一時的な・マスター)• () 弟子• (・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (ダーク・ジェダイ・アプレンティス)• (シス・アプレンティス)• (シス・アプレンティス) [非表示] 予言から生まれた子、 アナキン・スカイウォーカーは、おそらくの意思そのものによって産み落とされたと考えられている。 彼はの歴史に光と闇の時代をもたらし、決して忘れられない功績と汚点を残したのだった。 アナキン・スカイウォーカー 少年時代をで奴隷として過ごしたアナキンは、母と共にからのジャンク商人へと売却された。 彼はで様々な機械や技術に関する知識を身に付け、どんな機械でも修理できるという評判を得る。 その能力を生かし、9歳のアナキンは母親の仕事を手伝わせるためにのを組み立てた。 彼は親切で無私無欲な少年だったが、決して素直というわけではなく、頭に血が上るとついつい競争心が沸き立つこともあった。 のような無謀な競技への執着心もその現れの1つだったのだ。 アナキンはを操縦できる唯一のだった。 彼は小柄な体格からレーサーの小さなコクピットにも座ることができ、驚異的な反射神経によってエイリアン種族と対等に戦うことができたのだ。 この反射神経はフォースによってもたらされたものである。 彼は物事が起こる前にそれを予見し、行動することができたのだ。 アナキンのフォースへの感受性とレースの才能は、彼を、と、の若き女王、に引き合わせた。 によるを逃れた彼らは、連合の攻撃によって損傷した船を修理するための部品を必要としていた。 そこでアナキンは複雑な賭けの対象となったのレースで見事優勝し、クワイ=ガンが必要としていた宇宙船の部品のみならず、自由を手にすることになる。 しかし、母親を奴隷から解放することはできなかった。 クワイ=ガンはこの少年のフォースに才能を見出し、信じられないほどの値を検出していた。 アナキンはになる夢をかなえるべくクワイ=ガンと共にへ修行に向かうが、それは母との別れを意味することになる。 しかし、彼はいつか母を解放するためタトゥイーンに戻ると誓い、シミとC-3POを残して旅立っていったのだった。 ジェダイへの道 アナキン・スカイウォーカー の前で、クワイ=ガンはアナキンが古代の予言でフォースにバランスをもたらすとされる「」であると主張した。 だが、彼の未来が曇っていることを予見した評議会は、修行を始めるには歳を取りすぎていると断言し、アナキンの訓練を禁止する。 しかし、アナキンの勇敢な活躍によって通商連合軍が敗退し、ナブーが解放されると、評議会は前言を撤回してアナキンの修行を認めたのだった。 このとき既にクワイ=ガンは謎のによって倒されており、アナキンは彼の弟子だったのとなったのである。 その後約10年にわたって、師弟は強い絆で結ばれていた。 オビ=ワンは慎重に訓練を与えていたが、衝動的で冒険心の強い19歳のアナキンは自信に溢れた頑固な青年へと成長していった。 彼の無謀さは何度も師匠を悩ませたが、それでも2人は親友だった。 多くの点で、アナキンはオビ=ワンを自分にいなかった父親として見ていたのである。 そのころ、は一大事件に揺れていた。 元ジェダイ・マスターのによるをきっかけとし、有力企業をはじめとする数千の星系が共和国からの脱退を宣言したのである。 この政治的緊張状態はやがて武力衝突へと発展し、だけでは共和国の平和を守りきることができなくなりつつあった。 そのため、はの指揮の下、の武力に対抗すべく独自の軍隊を設立しようという法案を審議しはじめたのだった。 そのころナブー選出のとなっていたパドメ・アミダラは、この法案に反対票を投じるためコルサントへと到着したが、謎の暗殺者による襲撃を受ける。 彼女は囮作戦によって一命を取り留めたものの、暗殺の脅威は失われていなかった。 パルパティーンはジェダイ評議会を通じてオビ=ワンとアナキンに議員の警護を要請する。 アナキンはこの10年間、ことあるごとにパルパティーンに助言を求め、彼を心から尊敬するようになっていたのだ。 そしてオビ=ワンが暗殺者の黒幕を捜索している間、アナキンはパドメを守るため彼女と共にナブーへと向かう。 やがて2人の間には禁断の愛が芽生えていくのだった。 ナブーでパドメの護衛を行っていた護衛アナキンは、母の身に危険が起こっていることを察知する。 不安と衝動に駆られた彼はタトゥイーンへと急行し、シミの捜索を開始した。 アナキンは母が既にワトーのもとから解放され、の外れのに嫁いでいたことを知る。 しかし、彼女はたちにさらわれていたのだった。 アナキンはシミを救出するため単身でタスケンのキャンプへと侵入し、母と10年ぶりの再会を果たす。 だが、それがスカイウォーカー親子にとって最後の瞬間となるのだった。 母を殺された怒りで自我を失ったアナキンは、でサンド・ピープルたちを皆殺しにしてしまう。 アナキンの心の中にが増した瞬間、遠く離れたコルサントではが若きスカイウォーカーの未来に暗雲を感じていたのだった。 母の死 シミの嫁ぎ先だったの水分農場で母に最後の別れを告げたアナキンは、オビ=ワンがパドメ暗殺の首謀者を突き止め、分離主義者たちに捕らえられたことを知る。 アナキンとパドメは評議会の命令を無視してオビ=ワンのいるへと向かうが、逆に師と共に捕らえられへと送られてしまった。 だが、彼らは難を脱し、増援に駆けつけたジェダイ・オーダーと共に壮絶な戦いを繰り広げる。 分離主義勢力のは圧倒的な数でジェダイたちを追い詰めるが、何者かによって密かに製造されていた共和国のが到着したところで形勢逆転となった。 アナキンとオビ=ワンは逃走するドゥークーを追跡し、かつてのジェダイ・マスターと対峙する。 だが、伯爵は2人をフォースで圧倒し、アナキンは右腕を斬り落とされてしまう。 絶体絶命の危機に瀕した2人を救ったのはヨーダだった。 ドゥークーは敗走し、は共和国の勝利で幕を下ろすことになる。 だが、この戦いを皮切りに、銀河系はという暗黒の時代へと突入するのだった。 失った右腕を機械の腕に置き換えたアナキンは、アミダラ議員の護衛として再びナブーへと向かう。 その後、2人は初めて禁断の愛を育んだ湖畔にナブーの聖者を招き、C-3POとの祝福を受けながら秘密の結婚式を挙げた。 これは2人にとっての新しい人生の始まりだったが、同時に、アナキンにとってはやがて訪れる破滅への第一歩となるのだった。 クローン大戦 アナキン・スカイウォーカー パダワンとしての訓練期間を抑制の辛い演習であると見なしていたアナキンは、クローン大戦が自身の人間性を形作るより大きな挑戦であることを思い知らされた。 この数百年の間に共和国を襲った最も激しい戦争を通じてオビ=ワンに師事していた彼は、事実上絶えることのない戦いに晒されていたのである。 だが平和と忍耐を重んじるも、アナキンがクローン大戦の戦闘を通じて活力を得ていくことを妨げることはできなかった。 彼は戦いの中に生きがいを感じ、強大なフォースに更なる磨きをかけていく。 様々な局面で不可避と思われた敗北を、独力で勝利へと変えていったのもアナキンだった。 をはじめとする多くの惑星での戦いで、アナキンとオビ=ワンは伝説的な名声を得ることになる。 市民たちは共和国の至るところで2人のジェダイの英雄を褒め称え、アナキンはその大胆な功績によって「恐れを知らない英雄」の異名で知られるようになった。 ジェダイの禁欲主義はこのような状態を決して良しとしないが、彼は既に銀河にその名を轟かせる英雄となっていたのである。 だがこうした事実も、決してこの戦争が生易しいものだったことを示しているのではない。 分離主義勢力は幾度となく攻勢を強め、アナキンはジェダイ・オーダーへの誓いが自らの力を抑制していると考えるようになっていたのだ。 彼はこの暗黒の思想(これはかつてタスケンの集落で彼を襲った感情と同じものである)を決して仲間のジェダイには打ち明けなかった。 アナキンはこの道のりが更なる力への入り口であることを知っていたが、同時にそれがダークサイドへ至る道であることも心得ていたのである。 だが、彼にはこうした悩みを気兼ねなく打ち明けることのできる人物が1人だけ存在していた。 ナブーの英雄となった日から彼の良き理解者であり続けたパルパティーン議長である。 パルパティーンはアナキンの才能を無条件に褒め称え、アナキンも彼をあらゆる点で自分を認めてくれる唯一の理解者であると感じていたのだ。 アナキンにとってのもう1つの悩みは、愛する妻の不在だった。 クローン大戦の間、パドメと会うことのできない日々が何週間、何ヶ月と続いたのである。 彼女も献身的な元老院議員としてこの戦争を注視していたが、進行中の戦いに関する散発的な報告が寄せられるなか、彼女の関心の的は極めて個人的なものとなっていく。 特に5ヶ月続いたでの激戦は、2人の心を大きく引き裂いたのだった。 終戦へ クローン大戦最後の年、アウター・リムに派遣されていたアナキンとオビ=ワンのもとに衝撃的な知らせが届けられる。 コルサントが攻撃されているというのだ。 愛する妻と最も信頼すべき友人であるパルパティーン議長のいる惑星が、無慈悲なとその配下のドロイド軍による猛攻に晒されていたのである。 共和国の心臓部への打撃を回避するため、オビ=ワン、アナキン、そして彼らの率いる共和国グランド・アーミーがコルサントへ向かう。 この行動の背後には、アナキンの激しい決意が伴っていたのだ。 グリーヴァス将軍の旗艦に侵入したオビ=ワンとアナキンは、明らかな罠と知りつつも目的に向かって進んでいく。 そして、彼らは捕らわれのパルパティーン議長を発見し、そこで再びドゥークー伯爵との対決を迎えるのだった。 2人のジェダイはシス卿とライトセイバーを交えるが、オビ=ワンはドゥークーの強大なフォースに屈し、意識を失ってしまう。 ドゥークーは1人になったアナキンを執拗に挑発し、ダークサイドへと誘惑するのだった。 だが、両者は激しく光刃をぶつけ合い、ついにアナキンがシス卿の両腕を切断することで決着をつける。 アナキンは無防備なドゥークーに止めを刺すことをためらうが、パルパティーンは彼を殺せと命令し、若きジェダイは湧き上がる力によってシス卿の首を切り落とした。 アナキンは自分の行為について後悔するが、パルパティーンは必要な行動だったと賞賛する。 議長曰く、ドゥークーは生かしておくにはあまりにも危険すぎる男だったのだ。 アナキンはオビ=ワンとパルパティーンを連れて<インヴィジブル・ハンド>からの脱出を図るが、ドゥークーの死によってドロイド軍の実質的リーダーとなったグリーヴァス将軍に捕らえられてしまう。 しかし、ジェダイたちとドロイド軍との乱闘の末、グリーヴァスは船を放棄して逃走し、アナキンは共和国グランド・アーミーからの攻撃によって後方が大破した<インヴィジブル・ハンド>で、コルサントへの不時着を強いられることになる。 だが、このときも彼は驚異的な操縦能力を披露し、首都の無人の滑走路に大胆な着陸を成功させたのだった。 ドゥークーを倒し、議長を救出したアナキンは、共和国最大の英雄として大勢の議員たちに迎えられたのである。 また、コルサントでアナキンはようやく愛するパドメとの再会を果たした。 2人は待ち焦がれていた愛を確かめ合うが、状況は極めて複雑な方向へと展開していく。 パドメが夫に妊娠したことを告げたのだ。 これが2人にとって新たなる喜びとなったことは間違いないが、同時にこの結婚をどのように秘密のまま保っていくかという難問を提起することになる。 アナキンはプラスの方向へと考えようと努力するが、フォースの意志は逆だった。 母を失ったときと同じ悪夢が訪れ、パドメの出産による死のビジョンを映し出したのだ。 妻を案じるアナキンの肩に、さらに大きな重しがのしかかる。 謎のシス卿ダース・シディアスを追跡していたが、パルパティーン議長の周辺にの存在を確信しており、彼を父親として慕うアナキンは複雑な立場に追い込まれていたのだ。 クローン大戦が長引くなか、パルパティーンの政権はますます独裁色を強めていき、評議会も彼の動機に疑いの目を向けるようになっていたのである。 彼らはパルパティーンがジェダイ評議会を議長オフィス専用の道具にしようとしていると感じていた。 そのため、評議会は早急に議長から非常時特権を剥奪する必要があると考え、戦争の終結、すなわちグリーヴァス将軍の逮捕を最優先課題としたのだった。 ダークサイドの誘惑 アナキン・スカイウォーカー パルパティーンはアナキンを信頼していた。 彼はアナキンを私的な代理人としてジェダイ評議会に推薦し、評議会もその意向を受け入れる。 評議会の真意はアナキンをスパイとして議長オフィスに出入りさせ、パルパティーンの行動を監視するというものだったのだ。 これはアナキンにとって明らかな背信行為だった。 オビ=ワンから非公式にこの任務を聞かされたアナキンはますます混乱し、評議員となった自分をジェダイ・マスターに昇格させない評議会への不満を増大させていく。 アナキンは評議会に在籍する時代遅れのマスターたちよりも自分のほうがはるかに強いと考えており、この処遇をマスターたちによる自分への嫉妬として受け止めたのだった。 そして、パルパティーンに呼ばれ、を訪れたアナキンは、最大の混乱を生じさせることになる。 議長はアナキンにグリーヴァス将軍の居場所を突き止めたことを伝えるが、その中でアナキンの扱いについて評議会を痛烈に批判したのだった。 彼はアナキン以外のジェダイが保身のために彼を排除しようとしていること、ジェダイとシスの間には本質的違いがないことなどを話し、若きジェダイに次々と動揺を与える。 彼の混乱を決定的なものにしたものは「」と呼ばれるシスの伝説に関する話だった。 パルパティーン曰く、はミディ=クロリアンを操作して生命を作り出し、愛する者を死から救うことができたという。 これはシスのみが知る神秘的な力であり、ジェダイからは決して学ぶことのできないものだというのだ。 パドメの死を予見していたアナキンは、この伝説を真剣に聞き、彼女を救う手がかりを手にしたのである。 評議会に戻ったアナキンは、またしても屈辱的な扱いを受けた。 パルパティーンは彼をグリーヴァス討伐任務に就かせるよう推薦していたが、評議会はその役目をオビ=ワンに与えたのである。 アナキンは力をもてあましたままコルサントに残され、オビ=ワンとグリーヴァスが交戦をはじめると、そのことを議長へ伝えるよう命じられる。 しかし、パルパティーンは戦争のことには触れようとせず、再びアナキンに評議会への批判を植え付け、ついに自らの正体にまで言及したのだった。 パルパティーンこそが評議会の追い求めていたダース・シディアスだったのである。 シディアスはシスの側に付けば妻を救うための秘術を手に入れることができると告げ、アナキンをダークサイドへと誘惑する。 彼は悩める若きジェダイに、規則も規範も境界もない、自由なフォースへの道を示したのだった。 アナキンはさっそくこの事実をメイス・ウィンドゥに伝え、議長の逮捕に自分も同行すると訴える。 しかし、ウィンドゥはアナキンの判断力に迷いを感じ、同行を禁じるのだった。 ウィンドゥはに残っていた屈強の剣士3人を従えて元老院へと向かい、アナキンは1人で評議会の会議室に残される。 だが、メイスがパルパティーンを殺害すれば、パドメを救う唯一の道が閉ざされてしまう。 アナキンは自制心を失い、元老院へと急ぐのだった。 シスの暗黒卿への転身 ダース・ヴェイダー 議長のオフィスでは、3人のジェダイを殺害したパルパティーンが、最後の1人となったウィンドゥに追い詰められていた。 両者は互いに相手を反逆者だと叫ぶが、アナキンの目には、パルパティーンはもはや戦う力を失った弱々しい老人でしかなかった。 しかし、メイスはシスを生存させることの脅威を訴え、パルパティーンを殺そうとする。 若きジェダイは双方の忠誠の間で激しく動揺するが、彼の中で最後に勝ったのはパドメへの果てしない愛情だった。 彼は2人の戦いを終わらせるべく、ライトセイバーを起動させ、議長に振り下ろされたメイスの腕を切断する。 すると、突如としてパルパティーンが反撃へと転じた。 彼がダークサイドの電撃によってもはや抵抗できないウィンドゥを殺害したとき、アナキンはもはや戻ることのできない一線を越えてしまったことに気づいたのである。 メイス・ウィンドゥの死によって、アナキンはダークサイドへの道を開いた。 彼はシスへの忠誠を宣言し、ダース・シディアスの前に跪く。 これを喜んだシディアスは、アナキンに新しい名前、 ダース・ヴェイダーを与えると、新しい力と知識を約束するのだった。 また、シディアスは、ジェダイこそが共和国の平和を乱す元凶であると告げ、新たなる弟子にジェダイ聖堂への奇襲と分離主義勢力の幹部たちの抹殺を命じる。 邪悪なは、シスこそがこの戦争を終結させ、銀河系に平和と秩序をもたらすことになると宣言したのだった。 シス卿ダース・ヴェイダーとなったアナキンは、の大軍を率いてジェダイ聖堂へと向かった。 彼は聖堂に残っていたジェダイを容赦なく斬り捨て、幼いたちさえも一人残らず葬っていった。 続いて、ヴェイダーはのに隠れていた独立星系連合の幹部たちをすべて虐殺し、クローン大戦に終わりをもたらすことになる。 彼は歪められた認識によって、共和国末期の腐敗と混沌を一掃し、新たなるに平和と秩序をもたらしたのだった。 師弟対決 ダース・ヴェイダー そのころ、彼の妻パドメ・アミダラも、夫をダークサイドから抜け出すよう説得するため、彼を追ってムスタファーに向かっていた。 しかし、オビ=ワンが彼女の船に乗っていたことを知ったヴェイダーは、激しい怒りをあらわにする。 彼はすべてが自分を裏切っていると考えたのだ。 取り乱したヴェイダーはパドメに手を伸ばし、フォースで彼女の喉を締め付ける。 彼女は空気を求めて喘ぎ、ムスタファーの離着床プラットフォームで気を失った。 かつての教え子の堕落にショックを受けたオビ=ワンは、ヴェイダーを倒すことで、シスの邪悪な野望を阻止すると誓う。 こうして、2人の英雄は溶岩の燃えるムスタファーで、激しいライトセイバー戦を繰り広げることになるのだった。 フォースのダークサイドによって未知の力を手にしたヴェイダーだったが、ムスタファーの死闘では完全な敗北を喫し、瀕死の重傷を負ってしまう。 オビ=ワンの光刃が彼の両足と左手を切断し、四肢を失った肉体もムスタファーの炎によって焼かれたのだった。 だが、彼は激しい怒りと憎悪によって生き延び、肉体的な損傷だけでなく、裏切りによって心にも永遠に残る傷を負うことになる。 ヴェイダーはかつての自分を完全に放棄した。 そして、弟子を救助するために現れたシディアスは、治療のため彼をコルサントのへと連れて行き、そこでヴェイダーは金属と肉体が融合したサイボーグとして完全な変化を遂げたのだった。 この変化がなされたとき、ヴェイダーは自分に双子の子供がいることを知らなかった。 スカイウォーカーの血を引く子供たちは、ジェダイにとっても、シスにとっても、有望な後継者となるのだ。 彼らに希望を託すオビ=ワンは、ヴェイダーとパルパティーンから子供たちを隠し、やがてタトゥイーンでアナキンの息子、にジェダイの修行を与えることになる。 一方、妹のはの総督兼議長であるに養女として預けられたのだった。 帝国の時代 ダース・ヴェイダー パルパティーンの権力の拡大によってもたらされた混沌のなか、ヴェイダーは帝国内で皇帝に次ぐ実力者として君臨するようになる。 皇帝によってジェダイ・オーダーの生存者を見つけ出し、抹殺することを命じられた彼は、この暗黒の時代に次々とかつての同胞を殺害していった。 やがて銀河系はフォースのダークサイドによって支配されるようになったのである。 皇帝が究極兵器を建造したとき、運命はスカイウォーカー親子、そしてかつての師弟を引き合わせる。 意図せずデス・スターに捕らえられてしまったオビ=ワンとルークらの一行は、囚人だった反乱軍のリーダー、レイア姫を救出するが、その直後にオビ=ワンとヴェイダーは再び対決を行うことになる。 しかし、年老いたオビ=ワンはダークサイドを極めたヴェイダーに太刀打ちできず、彼はルークに希望を託して自ら弟子の刃にかかるのだった。 このとき、ヴェイダーは近くに息子ルークがいることに気づかなかった。 そして、レイアが娘であることには最後まで決して気づくことがなかった。 でデス・スターを失った皇帝は、ヴェイダーを帝国軍の最高司令官に任命し、自らが掲げたをより強固なものとしていった。 やがて2人はこの戦いでの英雄となったルークの存在を知ることになる。 皇帝はヴェイダーにルークを捕らえ、自分に献上するよう命じるが、ヴェイダーは密かにルークを誘惑し、親子で銀河系に君臨しようと目論んでいた。 ヴェイダーは若きスカイウォーカーの捜索に執念を燃やし、失敗した者はたとえ部下であっても容赦なく処刑していったのだ。 息子との対面 ダース・ヴェイダー 後、ついにスカイウォーカー親子はので対面し、光刃を交えることになった。 オビ=ワン亡き後、彼の助言に従ってヨーダの教えを受けたルークだったが、ヴェイダーは修行半ばである息子を圧倒し、ダークサイドへ誘い入れようと試みる。 しかし、ルークはこれを拒否し、親子は再び離れ離れになるのだった。 ヴェイダーはその後もルークの捜索を続けたが、ベスピンでの失敗を皇帝に叱責され、プリンス・という政敵に脅かされた彼は、徐々に心境の変化を現し始める。 しかし、ヴェイダーのたどり着いた結論は、まだ皇帝から多くを学ばなければならないということだった。 ヴェイダーがルークとの再会を果たしたのはの前夜である。 ヨーダの下での修行を終え、父を改心させることが最後の試練だと考えたルークは自ら帝国軍に投降し、ヴェイダーによってで待つ皇帝の前に連れられていく。 ルークは皇帝によって執拗に憎悪の感情を駆り立たされ、ついにヴェイダーとの再戦に挑むのだった。 両者は互角の戦いを繰り広げ、その最中にヴェイダーはルークの心の中から自分の娘の存在を感じ取った。 だがその直後、ルークはヴェイダーへの憎悪をあらわにし、彼を打ち破ったのである。 ライトサイドへの帰還 アナキン・スカイウォーカー しかし、感情を制御する術を身に付けたルークは決してダークサイドを受け入れなかった。 彼は皇帝の誘いを断り、それは皇帝の怒りを買うことになる。 パルパティーンにとって、もはやルークは抹殺すべき障害でしかなかった。 皇帝は圧倒的なダークサイドのフォースでルークを苦しめるが、このときのルークの叫びがヴェイダーを改心させる力となる。 息子の苦境を前にアナキン・スカイウォーカーの心を取り戻したヴェイダーは、皇帝を第2デス・スターの反応炉へと続くシャフトに突き落とし、邪悪なシス・マスターを滅ぼした。 このとき、およそ20年にわたって銀河を震撼させたダース・ヴェイダーも滅び、良きジェダイだったアナキン・スカイウォーカーが蘇ったのである。 ヴェイダーのマスクを外したアナキンは、自分の目で初めて成長した息子の姿を見ることになる。 だがこれは最初で最後の光景だった。 息子の姿に満足したアナキンは、フォースのに包まれ、静かに息を引き取った。 そして、彼の遺体はルークの手によってエンドアに運ばれ、密かに火葬されるのである。

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てんぐのSW考察~レイの父親、パルパティーンの“息子たち”、そして“スカイウォーカー”について|ragna6ck|note

アナキン スカイ ウォーカー 父親

こうした若者に共感を与える場面が多いこともあって、天賦の才能を持って生まれた父親のアナキンよりも親身に感じ、今でもルークに対して尊敬と憧れの念を抱いている人は多いことだろう。 加えて、彼の成長過程を間近で見てきた我々鑑賞者は、彼の歩んできた過酷な運命の証言者でもある。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) しかし、これはあくまで我々鑑賞者側の視点だ。 この遠い遥か彼方の銀河に住む人、またはその時ルークと同じ惑星にいて、同じ戦場で戦った1人の兵士からすると、果たして彼はどのような人物なのだろうか? 今回は1人の銀河の兵士、市民の目から「伝説のジェダイマスター ルーク・スカイウォーカー」を見てきたいと思う。 最初に断っておくが、僕もルークが好きだ。 『最後のジェダイ』の年老いて悟りを開いたルークが特に大好きだ。 ただの社会不適合者? 『エピソード4 新たなる希望』で初登場した彼は、砂漠の惑星タトゥイーンで水分抽出農場を営むラーズ夫婦の養子として育てられ、パイロットへの強いあこがれから帝国の士官学校に行きたいとせがんでいた。 一方で、彼の同世代との交流はどのようなものだったのかと言うと、ワーミー(芋虫)と呼ばれるほどのいじられっ子だった(ブルーレイ版特典のカットシーンで判明。 字幕では表記されないので注意深くヒアリングしてほしい)。 ここで少し話が脱線してしまうが、『スター・ウォーズ』は『エピソード1』から『エピソード6』の全編に渡って、ジョージ・ルーカスの生涯を反映し、壮大なスペースオペラに変換した作品であるのはファンにとっては周知の事実。 ルーク(Luke)は、ルーカス(Lucas)から来ており、ルークの序盤の体験はルーカスの若い頃の体験が反映されている。 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) ルーカスはカリフォルニア州のモデストにある文房具店を営む裕福な夫婦の間に生まれた。 ルーカスの他の兄弟は女性ばかりで、一人息子だったルーカスは大切に育てられ、将来は文房具店を継げるように店の手伝いもしていたそうだが、成長していくに従って自分の進みたい道を志すようになり、自身の将来を無言の圧力で強要する父の存在や、境遇を疎ましく感じていたようだった(参考文献:文藝春秋 ジョージ・ルーカス展)。 こうした少年期の思いがルークやアナキンの生い立ちに込められており、閉塞した環境の中で大きな宇宙に飛び立ちたいというルークが、オーウェンに思いをぶつけている光景がまさにそうだったに違いない。 ストームトルーパーに焼き殺されたラーズ夫婦を目にしたルークは、幸か不幸か、大宇宙に飛び立つきっかけを得て、オビ=ワンにフォースの師事を乞う。 そこから先はみなさんがご存知のように、全銀河を恐怖に陥れかけたデス・スターの破壊に成功。 このことは誰もが認める戦果であり、エンディングではヤヴィンの基地でレイアから勲章のメダルが授与されている。 ここで、めでたしめでたしとして次のエピソードに行ってみたいが、少し巻き戻して今回の目的である「第三者の目線」からデス・スター攻防戦を振り返っていきたい。 問題の箇所は、排熱孔にミサイル(プロトン魚雷)を打ち込む直前のシーンだ。 X-ウィングの自動照準装置を確認していている最中に突如、ルークの心にオビ=ワンの声が聞こえ、あろうことかアドバイス通りに照準装置を外してしまう。 この様子をモニターしていた上官の心配をよそに、「大丈夫 やれるさ」という言葉で振り切って結果的に排熱孔に打ち込むことに成功したが、傍から見ると、とんでもなく無謀な奴だとしか思われかねない。 ましてや根拠のない回答で銀河の命運を左右する作戦を遂行するなんて、デス・スターの溝に行くまでに戦力を削がれた状態の反乱軍からするとたまったものではない。 なぜ社会のルール(軍規)に従うことができないのか、と理解されないのが筋だろう。 さらにルークが「オビ=ワンの声が聞こえたんだ」とか言ってしまうと、一気に「おかしい人」の烙印を押されかねない。 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) 一応、彼の名誉のために反乱軍入隊からブリーフィングのシーンまで見直してみたが、彼が「ジェダイ」であると紹介されているシーンはなく、それを匂わせるセリフも見当たらない。 ただの辺境惑星からやってきた新人パイロットという扱いだ。 もしかしたら、『エピソード4』で最も人間的でかつ世間的な常識者は、恐れ多くも会議中にダース・ベイダーに対し、フォースという見えない力に懐疑的な声を上げたモッティ提督かもしれない。 集合場所に行く前に寄り道しちゃう、クラスに1人はいる問題児? 他にもルークの社会性のなさは、他のシーンでも見受けられる。 『エピソード5 帝国の逆襲』では、冒頭のホスの戦いではルークのあらゆる活躍シーンが見られるが、問題はこの後。 帝国軍の猛攻から逃れるために、輸送船から先にホスから脱出させ、残りの飛行部隊やミレニアム・ファルコンが後を追うように脱出を図るシーンでは、ルークは直前に戦友のウェッジから「合流座標で会おう」と声をかけられ、X-ウィングでホスを後にしている。 その後、あろうことか急にオートパイロットを切って、前日に寒さで朦朧としている中で見た霊体のオビ=ワンの「ダゴバに行け」という言葉の通りに、単身ダゴバに向かってしまう。 ここで、社会生活を送る読者が社会的な立場を踏まえてこの流れを見たら、どう思うだろうか。 社会人に限らず学生でも言えることだが、ルークのやってしまった行為は「集合場所に迅速に向かわず、単独行動を取ってしまった」という社会性の欠落を指摘される最たる例となってしまう。 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980) しかも、身一つで行くならまだ許されるが、切羽詰まった反乱軍の貴重な軍用機を1台持ち去っているのだから、軍規違反なんて生易しいものじゃない。 なにか別の罰則が与えられても不思議ではない。 もしかしたら、目標座標に迅速に集合して一網打尽にされることを恐れて、敵の目をくらませるための「自由時間」を設けるような作戦があったかもしれない。 しかし、R2-D2との会話で、「いいんだコースを変更する。 合流はしない」と言っているため、そんな作戦はないようなので、問い詰められたら言い逃れはできない。 本来の職務を超えたX-ウィングの私用であり、言い方を変えれば立派な泥棒である。 加えて、朦朧とした中でオビ=ワンの声を聞いてダゴバに行く。 という部分が笑いのツボだ。 ひねくれた見方をすると、オビ=ワンの声が聞こえたこと自体、怪しくなってくる。 どうせなら基地に戻った後など、ルークの意識がはっきりしている時に出てきてほしいものだ。 ここで「ハンとレイアは?」という声が聞こえてきそうなのでお答えすると、彼らはむしろ真っ直ぐに合流地点に向かおうとしたが、運悪く帝国軍のスター・デストロイヤーに追われる身となってしまい、ハイパードライブを直すために四苦八苦してクラウド・シティに立ち寄ることとなる。 ルークとは状況も理由も違う。 この物語の最後でルークは、ヨーダの静止を振り切ってレイアとハンの救出に向かうが、本気を出したベイダーにあえなく惨敗。 結果として右手首から先を失ってしまうが、事情を知らない反乱軍の兵士たちからすると「俺たちより早くホスを後にしているのに遅れてきているし、右手がなくなっているぞ!? 」と驚いたことだろう。 人間的にもジェダイとしても成長した立派なルークを待ち受けた人生最大の悲劇は、「証言者がいないこと」 『エピソー6 ジェダイの帰還』では、自身の運命と境遇を受け入れ、ジェダイとしてだけでなく人間としても成長し、終始落ち着き払って英雄の風格を見せている。 中盤でルークは、レイアに自分たちが兄妹の関係であると告白した後、父親との対決をするために単身でデス・スターに乗り込むと話して、エンドアを後にする。 少しは社会人として上司(レイア)に報告ができた分だけ成長が感じられる。 そして、最後には父親と共に悪の枢軸を倒し、間一髪で爆発する新型デス・スターから脱出できたわけだが、周りの人からすると不可解な点が一つある。 この戦いでの反乱軍の作戦は、「新型デス・スターのスーパーレーザー砲の完成前に、皇帝が視察で訪れる」という好タイミングを逃すことなく、デス・スターそのものを破壊して、みんなまとめてみんなぶっ壊してしまおうぜという内容だ。 一方の帝国軍は、あえて新型デス・スターの設計図を漏らして、総力を上げてかかってくるであろう反乱軍を待ち伏せして、一網打尽にしちまおうという思惑がある。 悪の手先に堕ちた父親が、息子との激しいライトセイバーバトルを繰り広げた末に改心して、親子で皇帝を倒すという胸熱なドラマに目が行きがちだけど、大局的に見たら新型デス・スターを破壊するか、反乱軍を壊滅させるかという戦いであり、そもそも「皇帝の謁見室での出来事を知る人物が誰もいない」という点が肝要だ。 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983) 戦い当日の反乱軍兵士たちからすると、急にルークがいなくなったようなもので、本来の目的である「新型デス・スターと皇帝をまとめて破壊したのは誰か?」という問いを出したら、エンドアから発せられているシールドを破壊したのはハン・ソロとレイア、チューバッカの3人。 新型デス・スターのコアを破壊したのは、X-ウィングを操縦していたウェッジとミレニアム・ファルコンを操縦していたナイン・ナンとランドの3人でこの6人が真の英雄だと現場にいた多くの兵士が認知するだろう。 ルークが「僕がダース・ベイダーを討って、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーと共に皇帝を倒したんだ!」といくら話したとしても、この銀河では誰もその光景を見ていないので、証明のしようがない。 むしろ反乱軍からすると、「上司の言うことは聞かない。 急にX-ウィングを持って離脱する。 挙げ句、作戦から急にいなくなったかと思ったら終わり際に笑顔で帰ってきたあいつ」くらいにしか思われていないかもしれない。 これは少しひねくれた見方だが、ルークからすれば「せっかく頑張ったのに誰も信じてくれない」という気持ちになるかもしれない。 そう考えると『エピソード8』で少しひねくれてしまうのも頷けてしまう。 幸いなことにレイアやハン・ソロが良い口添えをしたのだろう。 『エピソード7』や『エピソード8』では伝説のジェダイとして、尊敬の念を一身に背負っている。 ……いや待てよ、『エピソード8』でも海中に沈んでいるX-ウィングがあったじゃないか! ルークが自腹で買っている私物なら分かるが、そんなことはないだろうから相変わらず社会性は少し欠落しているのかもしれない。 こんなところにX-ウィングが……。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) それでもやっぱり最後は「伝説のジェダイ」。 たった一度の過ちで、銀河を再び混乱の渦に陥れるきっかけを作ってしまい、自責の念から誰にも知られることのない離れた惑星で隠遁生活をおくることに。 その様はオビ=ワンの真似をしているようで、憧れからそんなことをしているのかと思いきや、ダース・ベイダーを生み出した人物として名前を挙げずに憎々しく彼を誹る場面もあって、いちファンとして歯がゆい思いをしたものだ。 だけど一度は銀河の命運を変えた人物。 レイから「英雄ルーク・スカイウォーカー」の魂を呼び起こされ、ヨーダから「師の在り方」を教えられて再び銀河のために立ち上がる。 幻影ではあるけれど、カイロ・レンの前に姿を表して、新共和国軍の逃げる時間を命をかけて稼いで、反乱の火花を大きくするきっかけを作り、次の世代に希望を繋ぐ役割を担った彼の姿に多くの人は涙したことだろう。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) 『エピソード9』のキャスト発表を見る限りでは、ルークが再び霊体として登場することが予想されるが、果たして彼はレイにどのようなアドバイスをもたらすのか。 はたまたどのような新事実を口にするのかと考えるだけでワクワクしてくる。 ルークに限らず現世を去った英霊が迷える者の前に現れて助言を施し、叱責し、時には生ける者のために危機に立ち向かう。 このような不思議な事象が『スター・ウォーズ』がいまだに世界中で熱狂的な支持を得ている理由のひとつかもしれない。 彼はこの生涯において、何度も社会規範からずれた行動を取ることもあったけど、「英雄」というのはそんな細かいことを気にしないで、命をかけるようなことを躊躇なく行動に移し、結果として良い方向に繋げられるから「英雄」として崇められるわけですよ。 だから、なんだかんだ言ってもルーク・スカイウォーカーは「英雄」なんですよ。

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