源氏物語 車争ひ。 3分で読む源氏物語・あらすじ/葵~六条御息所の情念が生霊となり葵の上を殺す

「源氏物語:車争ひ」3分で理解できる予習用要点整理

源氏物語 車争ひ

第9帖。 巻名はとの歌「はかなしや人のかざせるあふひゆえ神のゆるしのけふを待ちける」および「かざしける心ぞあだに思ほゆる八十氏人になべてあふひを」に由来する。 『』(作か)の題材にもなっている。 あらすじ [ ] が譲位し、源氏の兄のが即位する。 の若宮がとなり、源氏は東宮の後見人となる。 また、と前東宮の娘(後の)がとなった。 賀茂祭(、の中の酉の日)の御禊(が加茂川の河原でする)の日、源氏も供奉のため参列する。 その姿を見ようと身分を隠して見物していた六条御息所の一行は、同じくその当時懐妊して体調が悪く気晴らしに見物に来ていた源氏の正妻・の一行と、見物の場所をめぐっての車争いを起こす。 葵の上の一行の権勢にまかせた乱暴によって六条御息所のは破損、御息所は見物人であふれる一条大路で恥をかかされてしまう。 大臣の娘で元東宮妃である御息所にとってこれは耐え難い屈辱で、彼女は葵の上を深く恨んだ。 役目を終え、左大臣邸に行った源氏は、事の一部始終を聞かされ驚愕。 御息所の屋敷へ謝罪に向かうが、門前払いされた。 の役目を終え、久々の休日。 源氏はを伴い、賀茂祭へ。 相変わらずの混雑振りに、惟光はを停める場所を探すのに難儀していたが、そこへ手招きする別のが。 場所を譲ってくれた礼を言おうと、顔を覗き込んだら、車の主はだった。 がっくりする源氏。 祭を見物しながら、紫の君に「(葵の上のお産で)しばらく、には帰れない」と告げると、紫の君に「子供じゃないんだから、淋しいのくらい我慢します。 ちゃんと看病して、さしあげて。 」と自分を気遣う姿に、目を見張る源氏。 その後葵の上は、病の床についてしまう。 それは六条御息所のの仕業だった。 源氏も苦しむ葵の上に付き添ったが、看病中に御息所の生霊を目撃してしまい愕然とする。 の中ごろに葵の上は難産のすえ男子()を出産するが、数日後の秋の司召の夜に容体が急変し亡くなった。 同じ頃。 御息所は、いく度髪を洗っても衣を変えても、自身の体に染み付いた魔除けの芥子の香りが消えないことに、愕然としていた。 女房からの知らせで、葵の上の訃報を知り、青ざめる。 と葬儀は過ぎに行われた。 葵の上のが済んだ後、源氏は夕霧の養育を左大臣家に託した。 源氏は二条院に戻り、美しく成長したと密かに結婚する。 突然のことに紫の上は衝撃を受けてすっかりふさぎこみ口をきこうともしなかったが、源氏はこれを機に彼女の素性を父と世間に公表することにした。 外部リンク [ ]• による定家本の・・• - (訳).

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源氏物語「車争ひ」(日たけゆきて、儀式もさざとならぬ〜)のわかりやすい現代語訳と解説 / 古文 by 走るメロス

源氏物語 車争ひ

六条御息所と葵の上の車争い 桐壷帝が譲位して、春宮が即位し朱雀帝となった。 若宮は春宮となり、大将となった源氏が後見人となる。 六条御息所の娘( 秋好 (あきこのむ))も斎宮 (さいぐう・天皇の即位毎に伊勢神宮に遣わされた未婚の内親王)に決定した。 源氏の通いも絶えてしまった今、若い貴公子と浮名を流したと世間に噂される恥ずかしさもあり、御息所は斎宮とともに伊勢に下ろうかと考えていた。 噂は源氏から思いをかけられていた 桃園式部卿宮 (ももぞのしきぶきょうのみや)の姫君 朝顔 (あさがお)にも伝わり、朝顔はこのような辛い目に遭うのはまっぴらと源氏と会うことはせず、手紙のやり取りだけの関係を続ける。 そんな折、葵の上が妊娠する。 気分が優れない葵の上だったが、周囲の勧めもあって葵祭りの見物に牛車で出かけた。 通りは見物の牛車で立て込んでいて、車を止める場所がない。 葵の上の従者たちは他の車を押しのけて止めようとするが、そこにあったのは六条御息所の乗った牛車だった。 双方の従者が乱闘となり、御息所の牛車は破損。 祭りに登場する源氏の姿を見ておきたいと身を潜めてお忍びで見物に来たのにもかかわらず、市井に醜態を晒す結果となり御息所は心乱れる。 六条御息所の生霊 辱めを受けた六条御息所はますます思い悩む。 車争いの話を聞いた源氏は見舞いに行くが、お互いの距離は縮まらない。 一方、葵の上は物の怪に憑かれ大層苦しんでいた。 加持祈祷をさせるが好転しない。 並々ならぬ執念の霊の仕業とされ、世間では御息所の生霊ではないかと噂が立ち、それを耳にした御息所は苦悶する。 しかしふと魂が抜け出て彷徨い、葵の上の髪を引っ張ったり叩いたりして苦しめる我が身がいるという自覚が御息所にはどことなくあったのだった。 葵の上が産気づき、より苦しみだす。 そのとき源氏は物の怪の正体をはっきりと見てしまう。 それは御息所であった。 無事に出産がすみ、 夕霧 (ゆうぎり)が誕生した。 源氏は甲斐甲斐しく葵の上の世話をするが、留守にしたときに葵の上の容体が急変しあっさりと亡くなってしまう。 生前は距離のある夫婦だったが、出産を機に睦まじくしていこうと思っていた矢先ゆえに源氏の失望は大きかった。 左大臣家も悲しみの淵から抜け出せない。 源氏が寄越した手紙から御息所は全てを察し、伊勢への下向を決心する。 源氏と紫の上の結婚 今後は他人となる左大臣家との別れを経て、源氏は久々に二条院に戻った。 紫の上は成長し、すっかり大人びて見える。 ある夜、源氏は紫の上と結ばれる。 周囲の女房などは結婚を喜ぶが、紫の上はあさましいことだと思い、源氏を許せなくなってしまった。 そんな不機嫌な紫の上を源氏はいじらしく可愛いと思う。 婚姻したからには裳着 (もぎ・成人式)も盛大にせねばと準備を始め、実親である兵部卿宮にも知らせようと考えるのだった。 そのころ朧月夜は源氏を思い続けていた。 右大臣も朧月夜を源氏に嫁入りさせてもいいと考えるようになる。 弘徽殿女御は当然おもしろくないので、朧月夜を入内させようと話を進めた。 年が明けた。 左大臣邸に出向くと、夕霧がすくすくと育っている。 顔立ちはやはり春宮によく似ていた。

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葵 あおい・あふひ【源氏物語 第九帖】 車争 くるまあらそい・くるまあらそひ 葵の上・葵上 あおいのうえ・あふひのうへ 髪削 かみそぎ

源氏物語 車争ひ

六条御息所と葵の上の車争い 桐壷帝が譲位して、春宮が即位し朱雀帝となった。 若宮は春宮となり、大将となった源氏が後見人となる。 六条御息所の娘( 秋好 (あきこのむ))も斎宮 (さいぐう・天皇の即位毎に伊勢神宮に遣わされた未婚の内親王)に決定した。 源氏の通いも絶えてしまった今、若い貴公子と浮名を流したと世間に噂される恥ずかしさもあり、御息所は斎宮とともに伊勢に下ろうかと考えていた。 噂は源氏から思いをかけられていた 桃園式部卿宮 (ももぞのしきぶきょうのみや)の姫君 朝顔 (あさがお)にも伝わり、朝顔はこのような辛い目に遭うのはまっぴらと源氏と会うことはせず、手紙のやり取りだけの関係を続ける。 そんな折、葵の上が妊娠する。 気分が優れない葵の上だったが、周囲の勧めもあって葵祭りの見物に牛車で出かけた。 通りは見物の牛車で立て込んでいて、車を止める場所がない。 葵の上の従者たちは他の車を押しのけて止めようとするが、そこにあったのは六条御息所の乗った牛車だった。 双方の従者が乱闘となり、御息所の牛車は破損。 祭りに登場する源氏の姿を見ておきたいと身を潜めてお忍びで見物に来たのにもかかわらず、市井に醜態を晒す結果となり御息所は心乱れる。 六条御息所の生霊 辱めを受けた六条御息所はますます思い悩む。 車争いの話を聞いた源氏は見舞いに行くが、お互いの距離は縮まらない。 一方、葵の上は物の怪に憑かれ大層苦しんでいた。 加持祈祷をさせるが好転しない。 並々ならぬ執念の霊の仕業とされ、世間では御息所の生霊ではないかと噂が立ち、それを耳にした御息所は苦悶する。 しかしふと魂が抜け出て彷徨い、葵の上の髪を引っ張ったり叩いたりして苦しめる我が身がいるという自覚が御息所にはどことなくあったのだった。 葵の上が産気づき、より苦しみだす。 そのとき源氏は物の怪の正体をはっきりと見てしまう。 それは御息所であった。 無事に出産がすみ、 夕霧 (ゆうぎり)が誕生した。 源氏は甲斐甲斐しく葵の上の世話をするが、留守にしたときに葵の上の容体が急変しあっさりと亡くなってしまう。 生前は距離のある夫婦だったが、出産を機に睦まじくしていこうと思っていた矢先ゆえに源氏の失望は大きかった。 左大臣家も悲しみの淵から抜け出せない。 源氏が寄越した手紙から御息所は全てを察し、伊勢への下向を決心する。 源氏と紫の上の結婚 今後は他人となる左大臣家との別れを経て、源氏は久々に二条院に戻った。 紫の上は成長し、すっかり大人びて見える。 ある夜、源氏は紫の上と結ばれる。 周囲の女房などは結婚を喜ぶが、紫の上はあさましいことだと思い、源氏を許せなくなってしまった。 そんな不機嫌な紫の上を源氏はいじらしく可愛いと思う。 婚姻したからには裳着 (もぎ・成人式)も盛大にせねばと準備を始め、実親である兵部卿宮にも知らせようと考えるのだった。 そのころ朧月夜は源氏を思い続けていた。 右大臣も朧月夜を源氏に嫁入りさせてもいいと考えるようになる。 弘徽殿女御は当然おもしろくないので、朧月夜を入内させようと話を進めた。 年が明けた。 左大臣邸に出向くと、夕霧がすくすくと育っている。 顔立ちはやはり春宮によく似ていた。

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