アイラ 島 ウイスキー。 アイラ・モルト

シングルモルト入門〜「アイラモルト」を簡単解説!

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アイラモルトとは、スコットランド南端にあるインナー・ヘブリディーズ諸島にある'ヘブリディーズ諸島の女王'とも言われるアイラ島で作られたウイスキーのことです。 アイラモルトはモルトウイスキー最大の産地であるスペイサイドと並んで'ウイスキーの聖地'と言われ、世界中の多くの人に親しまれています。 アイラ島には古くからある7つのウイスキー蒸留所、ボウモア、カリラ、ラフロイグ、アードベッグ、ラガヴーリン、ブルイックラディ、ブナハーブンと、2000年代に新たに設立された3つの蒸留所、キルホーマン、アードナッホー、ガートブレックを加えた計10つの蒸留所があります。 アイラモルトとは|アイラモルトが臭い理由はピート(泥炭)にあった! アイラモルトはピートを使うためスモーキーで臭いウイスキーと言われますが、アイラモルトがピーティーと言われるのには、ヨード香も関係しています。 ヨード香とはヨウ素のことで、正露丸やヨードのような薬品香があると言われており、アイラモルトを作るためのピート含まれている海藻が原因です。 またこのヨード香は、蒸留所が海辺に建てられていることからも影響を受け、蒸留所のある場所によって少しずつ違う風味をもたらします。 特にラフロイグは海藻を多く含んだ比較的水分量の多いピートを使用するので、潮味のある強烈なヨード香がします。 カリラ Caol Ila はゲール語で'アイラ海峡'という意味があり、その名の通りアイラ島の北東部にあるジュラ島との間にある海峡に面して建てられている蒸留所です。 カリラ蒸留所には、そこでしか飲めない蒸留所限定のカスクストレングスの試飲付きツアーや、チョコレートやチーズとのマリアージュを楽しむ大人気ツアーなどがあり、見て回るだけの見学ツアーとは一味違います。 またアイラ島へ来る時には飛行機とフェリーの2通りありますが、フェリーの船着き場がカリラ蒸留所の近くなのでアクセスが良く、少ない日数でも来られるのがポイントです。 ブナハーブンの蒸留所も近くにあり、ジュラ蒸留所のあるジュラ島へもフェリーで5分ほどなので、ウイスキーこだわらず広く回りたい人におすすめです。 ゲール語で'大きな岩礁'という意味のあるボウモア蒸留所は、1779年創業のスコットランドの蒸留所では2番目、アイラ島では最古の蒸留所で、現在はサントリーホールディングスの機能子会社であるビームサントリーが所有しています。 ボウモア蒸留所にあるビジターセンターでは、ゆっくりとテイスティングを楽しむことができるだけでなく、蒸溜所限定の1種類の樽からボトルに原酒を詰めるハンドフィルボトルを体験することができるので、ウイスキー好きには溜まらない蒸留所の一つです。 ラフロイグはボウモア同様、ビームサントリーが所有しているラフロイグ蒸留所のウイスキーで、チャールズ皇太子御用達のウイスキーであり、モルトウイスキーで初めてプリンス・オブ・ウェールズ御用達の認定を受けました。 ラフロイグのウイスキーはこだわりがとても強く、熟成させる樽はバーボンを取り出したばかりのファーストフィルのみが使用され、どの種類のウイスキーにもその銘柄ならではの工夫がされていますが、中でもおすすめなのがラフロイグセレクトで、様々な樽が使われているのが特徴です。 ラフロイグセレクトはペドロヒメネス・シェリー樽、ヨーロピアンオーク・シェリー樽、バーボン樽の原液をヴァッティングし、ヴァージン・アメリカンオーク樽(新樽)でさらに熟成させたフルーティーでマイルドなウイスキーなので、臭いウイスキーが苦手な人でも好きになる可能性が高いアイラモルトです。 キルホーマン蒸留所は相次いで蒸留所が閉鎖されたアイラ島に、実に124年振りに誕生した2005年創立の新しい蒸留所です。 スコットランド一小さい蒸留所と言われるほど小規模ですが、麦の栽培からボトリングまで全てキルホーマンが行っているのが特徴で、100%アイル島産のウイスキーです。 キルホーマンにはまだたくさん種類があるわけではありませんが、すでに世界的に認められており、中でもマキヤーベイにはファンが多いです。 アイラモルトらしい強いピートとフレッシュフルーツのような爽やかな味が、長期熟成=価値があるということを覆してくれます。 チョコレートとウイスキーは鉄板と言える組み合わせですが、中でも甘めのミルクチョコレートは臭いアイラモルトをまろやかにしてくれるのでおすすめです。 同じウイスキーを飲んでいると口の中が鈍ってしまったり、ウイスキーの味が分からなくなってしまったりするので、そんな時にはミルクチョコレートで味を変えるとよりアイラモルトを楽しむことができます。 臭いアイラモルトウイスキーを楽しもう! いかがでしたか?アイラモルトが臭いと言われる理由には、アイラ島に豊富なピートが関係していることが分かって頂けたのではないでしょうか。 ヨード香がして臭いと言われてしまいがちですが、初心者にも味わいやすいアイラモルトもたくさんあります。 ぜひアイラモルト特有の良さを知って、アイラモルトウイスキーを楽しめるようにしましょう!またこちらに今回ご紹介できなかったアードベッグと、スコッチウイスキーについての記事を載せておくので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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アイラ島モルトウイスキーのおすすめを飲み比べ 量り売り専門通販サイト

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強烈なクセを持つウイスキーとして知られるアイラモルト。 そのフレーバーは消毒液とも潮風とも形容され、およそウイスキーの褒め言葉とは思えないものばかり。 しかし、その個性的な味わいこそが最大の魅力として、ウイスキーファンなら知らない人はいないとまで言われるほどの人気を集めています。 最近では、種類によっては酒屋で気軽に購入できるものも増えてきましたが、それらのウイスキーがスコットランドの小さな島で造られていることをご存じでしょうか。 世界中のウイスキーファンが「一度は行ってみたい」と口を揃える、アイラ島の観光情報をまとめてみました。 アイラモルトには、アイラ島の全てが凝縮されている アイラモルトが造られているアイラ島は、スコットランド西岸に連なるインナー・ヘブリディーズ諸島の南端に位置する島。 東京23区と同じくらいの面積を持ち、スコットランドの原風景が広がる美しい場所として知られています。 アイラモルトの強烈で独特なフレーバーは、この島で採れる「ピート」と呼ばれる泥炭に由来しています。 原料である麦芽を乾燥させる際、燃料としてピートを焚くことで、燻製のようなスモーキーなフレーバーが移るのです。 また、ウイスキーを仕込む際の水はアイラ島の河川の水が利用されており、ここからもピートの香りがプラスされます。 Photo by: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 さらに、蒸留所は1ヶ所をのぞき、ほとんどが海沿いに建てられています。 そのため、長い熟成期間を経るうちに少しずつ潮の香りがウイスキーに移っていきます。 実際にアイラモルトを味わってみると、燻製のようなスモーキーな風味と潮風のような香りが複雑に絡み合っていることがお分かりいただけるでしょう。 アイラ島の湿地帯から採れるピートや河川の水、さらには海の香りを吸い込んだアイラモルトは、アイラ島のすべてが凝縮されていると言っても過言ではないのかもしれません。 アイラ島行きが決まったら Photo by: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 アイラ島は車で30分〜1時間も走ればどこへでも行けるような小さな島で、島内にある8ヶ所の蒸留所を巡るのが主な観光となります。 どの蒸留所もそれぞれ趣向を凝らしたツアーを開催しており、工場内の見学ができるツアーやテイスティング重視のツアー、島内をハイキングできるツアーなどさまざま。 基本的に1日に数回開催されているので、うまくスケジュールを組んで回るといいでしょう。 アイラ島を訪れる際に注意したいのは、小さな島だけに宿泊施設や交通手段が限られていること。 特に夏のバカンスシーズンは予約が取りにくくなるので、早めに準備をしておく必要があります。 以下に、アイラ島旅行の計画を立てる上ですべきことを、ステップごとにまとめてみました。 【ステップ1】まずは宿泊施設をおさえよう! アイラ島旅行に関連した予約の中で、最も難しいのが宿泊施設。 島内にはホステルのような宿泊施設もありますが、特にハイシーズンは価格の安い順に埋まっていきます。 贅沢なホテルに泊まりたいという人でない限り、まずは宿泊施設を押さえたほうがいいでしょう。 どうしても希望の日に空きが見つからない場合は、宿泊施設の空きに合わせて日程を組むのも一つの方法です。 【ステップ2】交通手段を確保しよう アイラ島にはイギリス本島と橋でつながっていないため、フェリー(CalMac)もしくは飛行機(FlyBe)で訪れることになります。 こちらもハイシーズンに近づくほど予約が取りにくくなるため注意が必要です。 (フェリーは車を載せる場合のみ、予約が必要) また、島内には公共のバスが走っていますがそれほど本数が多くないため、効率的に蒸留所を回るならレンタカーなど自前の移動手段が欠かせません。 こちらも島内にある数は限られているので、早めに予約を取るようにしましょう。 【ステップ3】蒸留所の予約も忘れずに 蒸留所ツアーも基本的に事前予約が必要です。 一般的な工場内の見学ツアーであれば1日3〜4回行われているので比較的余裕がありますが、こちらも日程が決まり次第予約を入れるようにしましょう。 ツアーの予約は各蒸留所のホームページからできます。 ボウモア蒸留所(Bowmore Distillery) アイラ島最古の蒸留所、スモーキーな中にハチミツやフルーツを感じさせる華やかなフレーバーが特徴。 クセはやや強め。 蒸留所内に併設されているカフェレストランも人気が高い。 リッチで深い味わいで人気。 カリラ蒸留所(Caol Ila Distillery) Photo by: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 スモークの香りとフルーティーな味わいのため、初心者にもおすすめしやすいテイスト。 Photo by: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 ブルイックラディ蒸留所(Bruichladdich Distillery) アイラモルトの特徴であるヨード臭や潮の香りが控えめで飲みやすい。 スモークの香りも控えめ。 そのためアイラモルト初心者にも飲みやすいストレートな味わいが特徴的。 ピートの香りが非常に強く、アイラモルトらしいフレーバー。 一般的なスコッチウイスキーとは一線を画す、強烈な味わいを持つアイラモルト。 一度島を訪れてみれば、その味わいをより深く楽しむことができるようになるはず。 お酒、特にウイスキーが好きな方なら訪れてみてはいかがでしょうか。 Cover Photo by: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社.

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アイラ生まれのモルト・ウイスキー「アイラモルト」の魅力|たのしいお酒.jp

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アイラモルトとは? アイラモルトとは、 スコットランド・アイラ島で作られるシングルモルト・ウイスキーを言います。 日本でも有名なラフロイグやボウモア、アードベッグなどがこれにあたります。 しかし現在操業中の蒸留所は8つしかなく、銘柄数にしても10程度しかありません。 「潮っぽいの香り」「スモーキー」「薬品のようなヨード臭」と例えられるように、他に類を見ない とても個性的な味わいで、好き嫌いは分かれますが熱狂的なファンが多いのが特徴です。 その味わいからブレンデッド・スコッチを作る上では欠かせない原酒となっており、ウイスキーコニサー資格教本によれば「有名なブレンデッド・スコッチでアイラモルトが入っていないウイスキーはないといってよい」とあります。 実際、日本でも有名なジョニーウォカーやバランタインにもアイラモルトが原酒として使用されています。 ブレンデッドとシングルモルトの違いについてはこちらをご参考ください。 ただし人口は約3,400人ととても少なく、ウイスキーの生産が島の重要な産業となっています。 アイラ島は、この周辺地域では比較的温暖な気候で、原料となる大麦がよく育ち、さらに良質の水に恵まれていることからウイスキーづくりに適しているとされています。 さらにアイラ島では、スコッチを作る上で欠かせない「 ピート」と呼ばれる泥炭がよく採れ、これによってスコッチ独特のスモーキフレーバーが与えられています。 それから操業中の8つの蒸留所はほとんどが海辺にあり、これがアイラモルト独特の「 潮っぽさ」に影響しているとされています。 そもそもピートとは? By Joseph Mischyshyn, , ピートとは、シダやコケ、草やヒースなどが堆積してできた 泥炭 草炭 のことで、スコットランドでは暖房の燃料としても使われています。 スコッチでは麦芽の乾燥をさせる際に使用し、このピートを燃やしその熱気で麦芽を乾燥させます。 この時に出る燻煙を麦芽が吸収することによって、独特のスモーキーフレーバー、俗に言うウイスキー用語「 ピート臭 ピーティともいう 」が与えられます。 基本的には、このピートを多く使用すればするほどスモーキーでピート臭が強いウイスキーとなります。 条件が揃わないと採れないピートですが、アイラ島では島の4分の1が厚いピート層に覆われていて確保に困らないため、アイラモルトではピートを多く使用します。 そのためアイラモルトには、強烈なスモーキーフレーバーやピート臭が与えられているわけです。 ちなみにスコッチ以外のウイスキーではピートの使用はあまり一般的ではありません。 スコッチにおいても、現在は燃料としてではなく風味づけとして役割がほとんどであるため、ピートを使用しない銘柄はあります。 ピートについて詳しくはこちらで解説しています。 それくらい好き嫌いがはっきりするのがアイラモルトなのです。 その味わいは…• 食毒液、正露丸のような薬品臭• 煙を食べているのかのようにスモーキー• 辛口で潮っぽい などと例えられます。 あまりに強烈な味わいに最初は拒絶する方も多いです。 筆者もその一人でした しかし、あまりに強烈な味わいなため一度味わったらのその味を忘れず、なぜかいつの日かその味が恋しくなり、気づいた頃には熱狂的なファンになっている、そんな魔力を持ったモルトなのです。 もちろんアイラモルト全てがこの限りではありませんが、やはり傾向としてあるのは事実です。 アイラ島の蒸留所と銘柄 アイラ島にある全ての蒸留所とそこで作られるモルト銘柄について簡単にご紹介します。 アイラモルトは全銘柄でも10程度しかないので、ハイランドやスペイサイド地方のシングルモルトと比べて全銘柄制覇が容易にできます。 ラフロイグ アードベッグはルイヴィトングループであるLVMHが所有するラグジュアリーな銘柄で、バランタインの原酒の一つとしても使用されています。 とりわけ多くのピートを使用するため、とにかくスモーキーフレーバーが強く、そのボトルデザインのように重厚でパワフルなモルトです。 焼けた草や土のような風味も感じ、アイラモルトの中でも特に主張が強いため熱烈なファンが多い銘柄でもあります。 中級者向けの銘柄です。 ブルイックラディ ブルイックラディ蒸留所はアイラ島の蒸留所では唯一海沿いではない場所にあります。 アイラモルトの中ではライトな方で、塩っぽくスパイシーな風味がベースとなっています。 この蒸留所がユニークなのは、ピートの使用量を分けて全3銘柄生産しているところです。 ブルイックラディ アイラモルトとは…• アイラ島の蒸留所で作られるシングルモルト• ピートを多く使用することからスモーキーフレーバーが強い• 海沿いで作られることから潮っぽい風味を感じる• 銘柄によっては強烈な薬品臭がする このように超個性派のシングルモルトです。 初心者ウケが悪く、好き嫌いがはっきり分かれるのがアイラモルト。 とはいえまずは、自分がどちら側なのか知るために一度試してみてください。 ちなみに筆者は最初はアイラモルトが苦手でしたが、いつの日かその味が恋しくなり、今ではもう大ファンであります。 みなさんもそうなるかもしれないですね。 それではこの辺で。 以上「シングルモルト入門!「アイラモルト」を簡単解説」でした。

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